子供に勉強しなさい!と言っても勉強しない・・・
よくある風景ですね。
逆に考えてみましょう。
あなたがもし全く料理に興味がなかったとします。
そしてご主人から、とにかく
「料理しなさい!」
と毎日毎日言われ続けたらどんな気持ちでしょうか?
今からやろうとしていた時に「早く料理しなさい!」
どんなふうに進めていいのかもわからないのに
「まだやっていないの、早く料理しなさい!」
そして作った料理に対して、今日の朝食は30点だ! 夕食の煮物は40点、朝食はまあまあの70点・・・
毎日毎日採点されるとどんな気持ちでしょうか・・・・
私だったら「だったら自分で作りなさいよ!2度とお料理はしません!」
とブチギレて、さらに料理がトラウマになりますね・・・
これが勉強嫌いな子供が毎日体験していることなのです。
では旦那様がこんなふうに言ってきたらどうでしょうか?
「実は僕は健康になるハンバーグが大好きなんだ!子供の頃にお母さんと一緒に作るハンバーグが楽しみで、楽しくて美味しい、そんな思い出なんだ。
どうだろう、そのハンバーグを一緒に作ってみない? 美味しいからそして簡単なんだよ。ちょっとしたコツとスパイスを入れるだけで、お店のようなハンバーグになってさ。さらにこれアレンジしたらダイエットにもいいんだよね。今晩一緒に作ってみない?」
どうでしょう?やってみようと思いませんか?
そして一緒につくって食べた後に
「とっても美味しかった!昔作ったときよりもっと美味しく感じた!君すごい料理のセンスあるね!また作ってくれない??」
はいどうでしょうか?
次回は自分でやってみようと思いませんか?
もしあなたがハーブについて詳しくて、添えるサラダにそのハーブを加えてハンバーグを出したら
「すごい!!まるでレストランで食べているみたいだ!!何を入れたの?すごいそんなこと初めて知った!!きみは料理がとっても上手だよ!!」
はい、もうやる気全開ですよね。
これはどんな人間関係においても言えることですが、相手の行動を促すためにはポイントがあります。
ポイントは4つ
・相手はできる人だ
・認める
・価値基準は私とは違う
・やるかやらないかは相手が決めること
そう自分の在り方が全てなのです
さらに相手を認めることにも
・存在を認める
・行動を認める
・未来を認める
・結果を認める
それでは子供に勉強をしてほしい時、あなたならどんなふうに子供に声をかけますか?
我が家の例はこんな感じでした。
「宿題はやったかな?」
「まだ」
「今日の宿題はなにがあるの?」
「漢字の練習。明日50問テストするんだって」
「そっか。前回は100点取る!って決めて、5回も練習したら、本当に98点だったもんね。頑張ってたもんね。じゃあ、今回は一緒に1回やってみて、間違った問題を復習して、最後にテストをしてみるのはどうかな?」
「朝になったら忘れていることもあるかもしれないから、早起きするから、もう一度朝にテストしてくれない?」
「もちろん!よしじゃあ今からスタートしよう!明日は5時半に起こすから、その時また全て問題出すね。」
「よし!今回こそ100点とる!!」
といった感じでした。
不思議と繰り返し学習すると、漢字はほぼ満点を取れるようになっていました。
子供のやる気は声掛け次第!
ぜひやってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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